校内研究

令和3年度 校内研究推進計画

 研究主題  子供の「主体的・対話的で深い学び」を目指す授業づくり~読み解く力をつける指導の工夫~

 1 主題設定の理由

学習指導要領では,教育課程全体を通して育成をめざす資質・能力が「何を理解しているか,何ができるか」「理解していること・できることをどう使うか」「どのように社会・世界と関わり,よりよい人生を送るか」の三つの柱に整理された。これらの資質・能力を育成していくためには,子供や学校の実態に指導内容を踏まえた授業改善に取り組んでいく必要がある。子供がこれからの時代をたくましく生き抜くためにも様々な変化に積極的に向き合い,他者と協働し,見通しを持って課題を解決していくことが求められる。

昨年度本校では,全教科・領域等を通して「子供の『主体的・対話的で深い学び』を目指す授業づくり」に取り組んできた。自分の考えや解き方の手順等を説明する活動を取り入れ,朝学習や補習指導の時間等も活用し,基礎的・基本的な知識・技能の定着を図った。課題に対して自分の考えを持つ時間の確保や他者と交流する場を設けたことで,子供が自分の考えや質問を積極的に伝えようとする様子が増えてきている。しかし,語彙力や知識力が不足しているため,何を問われているのかを読み解く力が乏しく,なかなか自分の思考を上手く表現できないことが多々ある。また,自分の考えと比べたり,考えを広げたり深めたりすることには至らず,思考の再構築ができないことも多い。昨年の県学力定着状況調査では,学年や教科によって12月の調査では6月実施結果と比べ,県平均との差が縮まってきた。しかし,学年や教科によっては差の広がりもみられる。また,各学年(低学年は独自の学力テストを実施)の学力テストの結果から共通課題として,基礎的・基本的な知識・技能の定着がまだ不足しており,個人差も大きく,前学年までの既習事項を学習に活用することができないため,当該学年の学習理解につながらないという負のスパイラルになっている。そのため,「問い」を見つけることや読み解くことができず,なかなか問題解決に至らないと考える。

本年の研究にあたり,子供が見通しを持って課題に取り組み,活動を振り返って次につなげる「主体的な学び」の実現を目指し,「読み解く力」をキーワードに,さまざまな場面において自立していける子供の育成を目指した授業づくりを行う。子供が見つけた「問い」に対し,何を問われているのかを読み解くため,子供同士の協働,教職員や地域の人との対話,資料や情報・先哲の考え方等を手掛かりに対話する中で,自分の考えを広げ,思考が深まることを実感できるような体験を増やしていきたい。このような取り組みから,課題に対して自ら「問い」を見つけ,自分の考えを持ち,他者と交流しながら自分の考えを広げたり,知識を相互に関連付けてより深く考えたりして,ねばり強く解決していく子の実現を全教科・領域等を通して行う。

 

2 目指す子供像

自ら問いを見つけ,対話を通して,最後まで粘り強く解決していく子

 

3 研究の基本方針

  • 全教師が研究テーマの趣旨を共通理解し,協力体制で研究を推進する。
  • 児童の実態や教師の課題について情報を共有し,同僚性を発揮してOJTを進める。

☆互見授業や「先生方の先どり学力向上月間」の実施

  • 校内研究を通して身につけた授業力や指導技術を教育活動全体に生かす。
  • 各個人の希望の教科・領域にこだわって,年間を通して授業づくりをする。

※一年後,子供一人一人の変容につながるように。

 

4 研究の基本方法

  • 児童の実態を調査・分析・考察し、実践活動につなげる。
  • 文部科学省や県教育委員会,地区教育委員会等の指導資料を効果的に活用する。
  • 指導主事や学習指導の工夫・改善の講師等を招聘し,教師の授業力向上と授業改善を図る。
  • 1人1授業を公開し,指導方法の工夫・改善につなげる。

★全体授業研授業者以外 ☆略案(A3見開き様式,板書型様式等) ☆互見授業

☆希望があれば国頭教育事務所の教科班⁈を活用(指導案作成や指導案検討,指導助言等)

  • 講師招聘の公開授業においては事前に指導案検討を行う。

★全体授業研・・・村1回 校内1回 ☆細案 ☆校内研としての指導案検討有

☆指導主事招聘(指導案検討or本時or両日)

  • 検討を行う際,授業者は2日前までに指導案を配布し,授業者以外の人は事前に指導案を確認しておく。
  • 指導案を作成する場合は,本校の課題の中から,重点的に取り組みたいことを記載する。
  • 村教委や校内研修の研修計画,または必要に応じて,理論研修や体験学習的な研修も行う。

 

5 研究内容

授業研究にあたり,下記の事項を踏まえて実践を行う。

子供の実態・目指す姿(恒常的な把握に努める)

                  ↓

共 通 実 践

【学習を支える力の向上】

①学習への心構え・身構え・物構えを徹底させる。

②読書活動・読書記録の充実・図書館利用を工夫し,語彙力の向上に努める。

③家庭学習の習慣化を図るため,担任・管理職が賞賛・アドバイスをする。

④学力調査等の分析結果を活用する。

⑤辞書を活用した授業づくりに取り組む。

【学習を支える力の向上】

①学習への心構え・身構え・物構えを徹底させる。

②読書活動・読書記録の充実・図書館利用を工夫し,語彙力の向上に努める。

③家庭学習の習慣化を図るため,担任・管理職が賞賛・アドバイスをする。

④学力調査等の分析結果を活用する。

⑤辞書を活用した授業づくりに取り組む。

【学級づくり】

支持的風土のある学級づくりに努める。